認められたい気持ちが、苦しくなるとき

「もっと頑張らなきゃ」「期待に応えなきゃ」——そんなふうに、人の評価を追いかける日々はありませんか。
人から認められることは嬉しいもの。

でも、その喜びが「それがないと自分には価値がない」という不安に変わってしまうと、心はどんどん疲れていきます。

本当は、誰もがもうすでに“認められるに値する存在”です。

あなたがそこにいて、息をして、日々を生きているだけで、価値は十分にあるのです。
それでも外の評価を求めてしまうのは、生きてきた中で「認められた経験」が足りなかったり、「頑張らないと愛されない」と思い込んできたからかもしれません。

そんなときは、まず自分が自分を認める練習をしてみてください。
朝起きられた、自炊できた、ちょっと笑えた——どんな小さなことでもOKです。「よくやったね」と、自分に声をかけてあげましょう。

そういう私も、かなり承認欲求が高いと思います。そして、それが、自分を苦しめてきた経験もあります。

そして、感じたことは「人の評価を気にしていると、私の思いと違うことを考えたり行動したりしてしまいがちになる」ということでした。

だから、私が、私らしくいるには、まず自分が好きなようにやってみて、出来た時には「よくがんばった!」と自画自賛し、出来なかったときは「しょうがないね~」とあきらめることをしてみるようにしました。あきらめるというのは、「否定」ではありません。だから、ダメだしはしません。

人からの承認は栄養のようなもの。でも、自分から自分への承認こそが、一番の土台になります。

今日も、あなたの存在は十分に価値があります。外の評価に振り回される前に、その事実を、まずはあなたが知っていてください。